公平な評価

タガが外れている人は、高い評価を得る人が多い。一方、ステークフォルダに嫌われて最低な評価を得る人もいる。真ん中がない。

ハラスメントを起こす人にハイパフォーマーが多いのと言われている。そして、その人たちは、ハラスメントをしている認識がない人が多い。タガが外れている人の良い例だ。

タガが外れていて高い評価を得る人の共通項として、

・失敗をおそれない

・周りの目を気にしない

・それなりのアウトプットがある

・声がでかい

が上げられる。

そんな人は組織にとって諸刃の剣。野球にたとえると、打率2割のホームランか三振しかないバッターのようなもので、一流の監督にとっては使いにくい。ただ、組織やその周辺は、そんな人物を高く評価する印象評価に陥る。野球の話に戻ると、前述のバッターしかいないチームは、どんなに良いピッチャーをそろえていても、統計的に勝率が低い。それは得点がホームラン頼みになり、戦術が単調になるからではないだろうか。

そんな印象評価に陥らないために、期待しているのは、「ノーレイティング」。ノーレイティングの使い方について、今後考察していきたい。